みんなのコイン(暗号資産CFD)の評判は? FXのプロが提供する「ハッキングされない」仮想通貨取引の全貌
「仮想通貨取引はハッキングが怖い」「下落相場でも利益を出したい」その悩みを、FXのプロが作った「みんなのコイン」が解決します。セキュリティとトレード機能の全てを徹底解剖します。
この記事の目次
「仮想通貨(暗号資産)取引に興味はあるけれど、ニュースで見るハッキングや資産流出の事件が怖くて一歩踏み出せない」
「ビットコインが大きく値下がりしている時でも利益を出す方法はないだろうか?」
「FXは経験があるけれど、仮想通貨の取引所はなんだか難しそうで…」
このような悩みや疑問をお持ちではありませんか?
近年、ビットコインをはじめとする暗号資産は、新たな投資先として大きな注目を集めています。しかし同時に、取引所のハッキングによる巨額の資産流出事件がたびたび報じられ、そのセキュリティ体制に不安を感じる方も少なくありません。
また、暗号資産の「現物取引」は、基本的に「安く買って高く売る」ことしかできず、価格が下落している局面では利益を出しにくいという側面があります。
もし、これらの不安や不満をすべて解決できる暗号資産取引サービスがあるとしたら、どうでしょうか?
今回ご紹介する「みんなのコイン」は、まさにその答えとなり得るサービスです。
「みんなのコイン」は、「みんなのFX」でおなじみのトレイダーズ証券株式会社が提供する、暗号資産CFD(差金決済取引)サービスです。
特筆すべき最大の特徴は、FX(外国為替証拠金取引)のプロフェッショナルが、そのノウハウと堅牢なセキュリティ体制を活かして設計したサービスであるという点です。
「みんなのコイン」は、従来の暗号資産取引(現物取引)とは根本的に異なります。それは、暗号資産そのもの(現物)を保有しない取引であるため、ハッキングによる暗号資産の盗難・流出リスクがゼロであるということです。
この記事では、現役トレーダーの視点から、「みんなのコイン」がなぜ今、注目されるべきサービスなのか、公式サイトの情報を徹底的に読み解き、2万文字を超えるボリュームでその全貌を解き明かします。
サービス概要から、メリット・デメリット、手数料や税金といったコスト面、そして最も重要なセキュリティ体制まで、この記事一本ですべてがわかります。
この記事を読み終える頃には、あなたは「みんなのコイン」が自分にとって最適な暗号資産取引の選択肢であるか、明確な答えを得ているはずです。
この記事の要点(結論からお伝えします)
時間がない方のために、まず「みんなのコイン」の核心的なポイントをまとめます。
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最大の特徴は「CFD」であること
- 暗号資産の「現物」を直接保有しません。
- 取引するのは、将来の値動きを予測した「差金(価格差)」のみです。
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ハッキング・盗難リスクが「ゼロ」
- 現物を保有しないため、取引所がハッキングされてもあなたの暗号資産が流出することは絶対にありません。これは最大のメリットです。
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預けた資金は「全額信託保全」
- 私たちトレーダーが預けた証拠金(日本円)は、SBIクリアリング信託株式会社にて全額信託保全されます。
- 万が一トレイダーズ証券が破綻したとしても、私たちの資産は守られます。FX会社ならではの鉄壁の守りです。
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「売り(ショート)」から取引可能
- CFDなので、価格が下落すると予測すれば「売り」からポジションを持つことができます。
- 上昇相場でも下落相場でも、24時間365日利益を狙うチャンスがあります。
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レバレッジ最大2倍
- 少ない資金(証拠金)で、その2倍の金額の取引が可能です。
- 資金効率を最大限に高められます(もちろんリスク管理は必要です)。
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運営は信頼の「上場企業グループ」
- 運営するトレイダーズ証券は、東証スタンダード市場上場「トレイダーズホールディングス株式会社」の100%子会社。
- 金融のプロが運営する安心感は、他の新興取引所とは比較になりません。
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各種手数料が「無料」
- 取引手数料、口座開設費用、口座維持手数料、ダイレクト入金手数料、出金手数料がすべて無料です。
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注意点(デメリット)
- 建玉管理料(0.04%/日)がかかるため、超長期の現物ガチホ(数年単位で保有し続けること)には向きません。
- 税金はFX(申告分離課税)と異なり、「雑所得(総合課税)」となります。
結論:「みんなのコイン」はこういう人に最適!
- 暗号資産取引のセキュリティ(ハッキング)が何よりも怖い人
- FXの取引経験があり、同じ感覚で暗号資産を取引したい人
- 価格の下落局面でも「売り」で利益を狙いたい人
- レバレッジをかけて資金効率を高めたい短期~中期トレーダー
- 信頼できる日本の金融機関で取引したい人
逆に、暗号資産の現物を保有してNFTを購入したり、DeFi(分散型金融)に使ったり、数年単位で塩漬けにしておきたい「現物保有原理主義」の方には向いていません。
これは「トレード(取引)」に特化した、金融商品としての暗号資産取引サービスなのです。 それでは、各項目を深掘りしていきましょう。
第1章 「みんなのコイン」とは? その正体とCFDの仕組みを徹底解剖
まずは「みんなのコイン」がどのようなサービスなのか、その根幹である「暗号資産CFD」の仕組みから詳しく解説します。ここを理解することが、セキュリティの高さを理解する鍵となります。
運営会社は信頼の「トレイダーズ証券」
「みんなのコイン」は、FXサービス「みんなのFX」や「みんなのシストレ」を運営するトレイダーズ証券株式会社が提供しています。
トレイダーズ証券は、金融商品取引業者(関東財務局長(金商)第123号)として正式に登録されており、日本証券業協会や金融先物取引業協会など、主要な協会に加盟する正真正銘の金融機関です。
さらに、親会社であるトレイダーズホールディングス株式会社は、東京証券取引所スタンダード市場に上場(証券コード: 8704)しています。
これは何を意味するか? つまり、得体の知れないベンチャー企業ではなく、上場企業グループとして厳しいコンプライアンス(法令遵守)体制や内部管理体制、そして高い財務健全性が求められる企業が運営しているという、絶対的な信頼性です。
FX業界で長年培ってきた金融サービスのノウハウ、サーバーの安定性、顧客サポート体制。これらすべてが「みんなのコイン」の基盤となっています。
「暗号資産CFD」とは何か? 現物取引との決定的違い
「みんなのコイン」を理解する上で最も重要なのが、この「CFD」という仕組みです。
CFDとは「Contract For Difference」の略で、日本語では「差金決済取引」と呼ばれます。
これは、FX(外国為替証拠金取引)と全く同じ仕組みです。
現物取引(一般的な仮想通貨取引所)との違い
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現物取引:
- ビットコインなどの「暗号資産そのもの」を売買します。
- 購入した暗号資産は、あなたのもの(所有権がある)であり、取引所のウォレット(財布)に保管されます。
- 他のウォレットに送金したり、NFTの購入などに使うことができます。
- リスク: 取引所がハッキングされた場合、あなたのウォレットから暗号資産そのものが盗まれる(流出する)可能性があります。
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CFD取引(みんなのコイン):
- ビットコインなどの「暗号資産そのもの」を売買しません。
- 取引するのは、あくまで「価格」です。
- 「買った(新規買い)」時の価格と、「売った(決済売り)」時の価格の差額だけを日本円で受け渡し(決済)します。
- 暗号資産の所有権は発生せず、送金などもできません。
- メリット: あなたは暗号資産の現物を一切保有しません。したがって、トレイダーズ証券のシステムがどれだけハッキングされたとしても、あなたの暗号資産が盗まれることは物理的に不可能(リスクゼロ)です。
この違い、お分かりいただけたでしょうか? 「みんなのコイン」は、暗号資産の「価格変動を利用した投機(トレード)」に特化したサービスであり、暗号資産の「保有・利用」を目的としたサービスではないのです。
「みんなのコイン」サービス概要
公式サイト(service/outline/)の情報を基に、サービスの基本スペックを表にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | みんなのコイン(店頭暗号資産証拠金取引) |
| 運営会社 | トレイダーズ証券株式会社 |
| 取引形態 | CFD(差金決済取引) |
| レバレッジ | 個人・法人ともに 2倍 固定 |
| 取引時間 | 24時間365日 (メンテナンス時間を除く) |
| 取扱銘柄 | 5銘柄(すべて日本円ペア) ・BTC/JPY (ビットコイン) ・ETH/JPY (イーサリアム) ・XRP/JPY (エックスアールピー) ・BCH/JPY (ビットコインキャッシュ) ・LTC/JPY (ライトコイン) |
| 取引手数料 | 無料 |
| 口座維持費 | 無料 |
| 入出金手数料 | 無料(ダイレクト入金・出金) ※振込入金の手数料は顧客負担 |
| ロスカット | 証拠金維持率 100%未満で発動 |
| 追証 | なし |
| 顧客資産の保全 | 全額信託保全(信託先: SBIクリアリング信託株式会社) |
| 取引ツール | ・コイントレーダー(Webブラウザ版) ・コイントレーダー アプリ版(iOS / Android) |
| 注文種別 | 成行、ストリーミング、指値、逆指値、IFD、OCO、IFO、一括決済 |
このスペックを見ただけでも、いかに「FXライク」なサービス設計になっているかがわかります。 特に注目すべきは、FXトレーダーにはおなじみの「IFD注文(イフダン)」や「IFO注文(アイエフオー)」が完備されている点です。
これは「新規注文と同時に、利益確定の指値(リミット)と損切りの逆指値(ストップ)を一度に発注できる」非常に高度な注文方法です。
一般的な暗号資産の現物取引所では、ここまで高度な注文機能(特にIFO)を備えているところは稀です。FXで培われた高機能な取引システムをそのまま暗号資産取引に持ち込んでいる、これが「みんなのコイン」の強みの一つです。
第2章 【最重要】みんなのコインを選ぶべき7つの圧倒的メリット
なぜ、数ある暗号資産取引サービスの中で「みんなのコイン」を選ぶべきなのか。その決定的な理由となる7つのメリットを、公式サイトの情報に基づき徹底的に解説します。
メリット1: 【最強】ハッキングによる資産流出リスクが「ゼロ」
これは何度でも強調すべき、「みんなのコイン」を選ぶ最大の理由です。
公式サイト(https://min-fx.jp/lineup/coin/)には、はっきりとこう書かれています。
“盗難の心配不要な暗号資産(仮想通貨)”
“みんなのコインで取扱っている暗号資産(仮想通貨)は、盗難やハッキングの心配がありません。”
“なぜならみんなのコインは現物を保有せず、相場の値動きによる差益を狙う差金決済取引だからです。”
“盗難や不正流出によって暗号資産(仮想通貨)を失う可能性はゼロですので、安心してお取引いただけます。”
これは、暗号資産取引における最大のリスク(=取引所の倒産・ハッキング)に対する、ベストに近い答えではないでしょうか?
これまで、国内外でどれだけ多くの取引所がハッキングされ、どれだけ多くの利用者が資産を失ってきたことか。記憶に新しいところでも、数々の大規模流出事件がありました。
現物取引所を利用する限り、私たちは常に「取引所のセキュリティ体制」を信じるしかありません。しかし、「みんなのコイン」はその前提すら不要にします。
「仕組み(CFD)そのものが、ハッキングによる暗号資産流出を不可能にしている」
この安心感は、他の何物にも代えがたい最大のメリットと考えてもいいかもしれないですね。
メリット2: 預けた日本円は「全額信託保全」で守られる
メリット1で「暗号資産の流出リスクはゼロ」と述べましたが、賢明なあなたはこう思うかもしれません。
「では、証拠金として預けている日本円は安全なのか? もしトレイダーズ証券が倒産したら?」
その答えも万全です。 公式サイト(https://min-fx.jp/lineup/coin/)によれば、顧客資産の信託先は「SBIクリアリング信託株式会社」と明記されています。
これは、FX業界では常識となっている「信託保全」の仕組みです。
- 私たちが「みんなのコイン」口座に入金した証拠金(日本円)は、トレイダーズ証券の会社の運転資金とは完全に分離されます。
- 資産は「SBIクリアリング信託株式会社」という第三者の信託銀行に預けられ、管理されます。
- これにより、万が一、トレイダーズ証券が破綻するようなことがあっても、信託銀行に保全されている私たちの資産は全額守られ、返還されます。
「暗号資産の流出リスクゼロ(CFD)」と「預託金の全額信託保全」。 この二段構えの鉄壁の守りこそ、金融のプロである上場企業グループが提供するサービスの真骨頂です。
メリット3: 下落相場こそチャンス。「売り(ショート)」から取引可能
現物取引の基本は「安く買って、高く売る」です。つまり、価格が上昇している局面でしか利益を出せません。価格が下がり続けている「冬の時代」には、ただひたすら耐えるか、損切りするしかありません。
しかし、「みんなのコイン(CFD)」は違います。
価格が下落すると予測した場合、「売り(ショート)」から取引を始めることができます。
例えば、ビットコインが1,000万円の時に「これは高すぎる、今後は800万円まで下がるだろう」と予測したとします。
- 新規「売り」注文: 1,000万円でBTC/JPYを売ります。(現物を持っていなくても売れます)
- 予測通り下落: 価格が800万円まで下がりました。
- 決済「買い」注文: 800万円でBTC/JPYを買い戻します。
- 利益確定: 1,000万円 - 800万円 = 200万円(※)の利益が確定します。(※実際は取引数量やレバレッジによります)
このように、CFDは価格の上昇・下落を問わず、相場の「方向性」さえ当てれば利益を狙えるのです。
暗号資産市場はボラティリティ(価格変動幅)が非常に大きいのが特徴です。上昇も激しければ、下落も激しい。その激しい下落局面すら利益のチャンスに変えられるのは、トレーダーにとって非常に大きな武器となります。
メリット4: レバレッジ2倍で資金効率を最大化
「みんなのコイン」のレバレッジは、個人・法人ともに最大2倍です。
これは、あなたが口座に預けた証拠金の「2倍」の金額までの取引が可能であることを意味します。
例えば、ビットコインが1,000万円の時。 現物取引なら、1BTCを買うのに1,000万円の資金が必要です。
しかし、「みんなのコイン」ならどうでしょう。 証拠金必要額は、取引額の50%です(レバレッジ2倍のため)。 つまり、500万円の証拠金があれば、1,000万円分の取引(1BTCの買いポジション)を持つことができます。
もし、1,000万円から1,010万円に値上がり(+10万円)した場合。
- 現物取引: 1,000万円の投資で10万円の利益。投資効率は1%。
- みんなのコイン: 500万円の投資で10万円の利益。投資効率は2%。
このように、レバレッジをかけることで、自己資金に対する利益率(または損失率)が2倍になります。これが「資金効率が高い」ということです。
もちろん、これはリスクも2倍になることを意味します。予測が外れて価格が下落した場合、損失も2倍のスピードで膨らみます。
レバレッジは諸刃の剣ですが、その特性を理解し、後述するロスカットルールを把握した上で使えば、強力な武器となります。
メリット5: 取引コストは「スプレッド」のみ。各種手数料が無料
投資で利益を上げるためには、リターンを最大化するだけでなく、コストを最小化することが不可欠です。
「みんなのコイン」の手数料体系は、非常にシンプルかつ低コストです。
- 口座開設手数料: 無料
- 口座維持手数料: 無料
- 取引手数料: 無料
- ロスカット手数料: 無料
- 出金手数料: 無料
- ダイレクト入金手数料: 無料
取引のたびにかかる手数料(取引手数料)が無料なのは、トレーダーにとって非常にありがたいポイントです。
では、どうやって利益を上げているのか? それはFXと同じく「スプレッド」と、CFD特有の「建玉管理料」です。
スプレッドとは?
取引画面を見ると、「売値(Bid)」と「買値(Ask)」の2つの価格が同時に提示されています。この2つの価格の差が「スプレッド」であり、これが実質的な取引コスト(手数料)となります。
例えば、BTC/JPYのレートが 売値: 9,999,000円 買値: 10,000,000円 だった場合、スプレッドは1,000円です。
この瞬間に「買って(1,000万円)」「売る(999万9千円)」と、1,000円のマイナスからスタートします。このスプレッドが狭ければ狭いほど、トレーダーにとって有利(=低コスト)ということになります。
「みんなのコイン」のスプレッドは、公式サイトでは具体的な数値は明記されていませんが(変動するため)、FXで業界最狭水準のスプレッドを提供し続けてきたトレイダーズ証券のノウハウが活かされていることは想像に難くありません。
※唯一の注意点は、次章のデメリットで詳しく解説する「建玉管理料」です。
メリット6: 24時間365日、土日もトレードチャンス
暗号資産市場は、株式市場や為替市場(FXは土日が休み)とは異なり、24時間365日動き続けています。
「みんなのコイン」も、もちろんこの市場に対応しています。
- 取引時間: メンテナンス時間を除いた24時間365日
平日は仕事で忙しいサラリーマンの方でも、帰宅後の夜間や、週末の土日にじっくりとチャートと向き合い、取引することが可能です。 世界中が寝静まっている(あるいは活動している)間の価格変動も、すべてが利益のチャンスとなります。
なお、メンテナンス時間は以下の通りです。
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日次メンテナンス:
- 米国標準時間: 火~日 AM6:50~AM7:10 (月曜のみ AM6:00~AM6:25)
- 米国夏時間: 火~日 AM5:50~AM6:10 (月曜のみ AM6:00~AM6:25)
-
週次メンテナンス:
- 土曜日 PM0:00~PM6:00
特に土曜午後の週次メンテナンス中はログインができなくなるため、この時間をまたいでポジションを持つ場合は注意が必要です。
メリット7: 充実のサポート体制と高機能取引ツール
最後のメリットは、FX会社ならではの「ソフト面」の充実です。
1. 充実のサポート体制
公式サイト(https://min-fx.jp/lineup/coin/)からわかるように、「みんなのFX」と共通の充実したサポート体制が利用可能です。
- 電話サポート: フリーダイヤルでの問い合わせが可能。
- AIチャット: 24時間自動で回答。
- LINEサポート: 使い慣れたLINEで気軽に質問。
多くの暗号資産取引所がメールサポートのみ、あるいはチャットボットのみという中で、緊急時に「電話で直接人と話せる」という安心感は計り知れません。特に初心者の方にとっては心強い味方となるでしょう。
2. 高機能取引ツール「コイントレーダー」
FXトレーダーから高い評価を得ている「みんなのFX」の取引システム。「みんなのコイン」では、そのノウハウを注ぎ込んだ専用ツール「コイントレーダー」が提供されます(service/outline/)。
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PC版(Webブラウザ):
- TradingView(トレーディングビュー)の高機能チャートを搭載。
- 多数のテクニカル指標を自由に表示し、本格的な相場分析が可能。
- ワンクリック注文や、前述のIFD/OCO/IFO注文など、多彩な注文機能。
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スマホアプリ版(iOS/Android):
- PC版に遜色ない分析機能と注文機能をスマホに凝縮。
- 外出先でもチャートチェックや発注がスムーズに行えます。
「使いやすいツール」は、利益を上げるための「武器」です。FXの最前線で磨かれたプロ仕様のツールを使えることも、大きなアドバンテージとなります。
第3章 デメリットと注意点。契約前に知るべきリスク管理
ここまで「みんなのコイン」の優れた点を数多く紹介してきましたが、もちろん完璧なサービスではありません。アフィリエイト記事だからこそ、デメリットや注意点も公平に、かつ詳細にお伝えします。 これらを理解することが、あなたの資産を守る「リスク管理」につながります。
デメリット1: 建玉管理料(0.04%/日)が毎日発生する
これは「みんなのコイン」を利用する上で、最も注意すべきコストです。
公式サイト(service/fee/)に明記されている通り、「みんなのコイン」ではポジションを翌営業日に持ち越した場合(正確には「日次メンテナンス」をまたいだ場合)、建玉管理料が発生します。
- 建玉管理料: 0.04% / 日
これは、保有しているポジションの評価額に対して毎日0.04%のコストがかかることを意味します。 年利に換算すると 0.04% × 365日 = 14.6% となり、決して無視できないコストです。
具体的な計算例(service/fee/ より)
- BTC/JPYが1,000,000円の時に、1BTCの「買い」ポジションを持った場合。
- 建玉金額: 1BTC × 1,000,000円 = 1,000,000円
- 1日あたりの建玉管理料: 1,000,000円 × 0.04% = 400円
この400円が、ポジションを保有している限り毎日(土日も含む)かかり続けます。
このデメリットが意味すること
それは、「みんなのコイン」は、現物のように数年単位で塩漬けにする「長期保有(ガチホ)」には全く向いていないということです。
このサービスは、数時間~数日、長くても数週間程度の「短期~中期トレード」で利益を狙うために設計されています。
逆に言えば、デイトレードやスキャルピングのように、その日のうちに決済してポジションを持ち越さない(日次メンテナンスをまたがない)のであれば、この建玉管理料は一切かかりません。
デメリット2: 税金が「総合課税」。FXとは異なるので要注意!
これは非常に重要なポイントです。特にFX経験者の方は勘違いしやすいので、絶対に覚えてください。
「みんなのコイン(暗号資産CFD)」で得た利益は、税制上「雑所得」に分類され、「総合課税」の対象となります。
総合課税とは?
給与所得や事業所得など、他の所得と合算した総所得金額に対して、所得税の税率(累進課税)が適用される仕組みです。
| 課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
|---|---|---|
| 195万円以下 | 5% | 0円 |
| 195万円超 330万円以下 | 10% | 97,500円 |
| 330万円超 695万円以下 | 20% | 427,500円 |
| 695万円超 900万円以下 | 23% | 636,000円 |
| 900万円超 1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
| 1,800万円超 4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
| 4,000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
(※これに加えて、住民税が約10%、復興特別所得税がかかります)
FXとの決定的な違い
一方で、「みんなのFX」を含むFX(店頭外国為替証拠金取引)の利益は、「申告分離課税」です。 これは、他の所得とは合算せず、FXの利益だけで計算され、税率も一律 約20%(所得税15%+住民税5%+復興特別所得税)です。
何が問題か?
もしあなたが給与所得者で、給与所得がすでに多い(例: 900万円超)場合、
- FXで100万円利益が出たら、税金は 約20万円。
- 「みんなのコイン」で100万円利益が出たら、あなたの所得税率は33%(+住民税等)となり、約43万円以上の税金がかかる可能性があります。
つまり、高所得者であるほど、「みんなのコイン」の税率はFXよりも不利になるのです。
補足: 損益通算について
「みんなのコイン」の利益は「総合課税の雑所得」です。 もし、あなたが他の暗号資産(現物)取引や、他のCFD(例: 株価指数CFD)で損失を出していた場合、それらの損失と「みんなのコイン」の利益を相殺(損益通算)することができます。
ただし、FX(申告分離課税)の損失とは損益通算できません。 また、損失を翌年以降に繰り越せるFXの「損失の繰越控除」も、「みんなのコイン」には適用されません。
税制面は、短期トレードのコスト(建玉管理料)と並ぶ、最大の注意点と言えるでしょう。
デメリット3: 取り扱い銘柄が5種類と限定的
公式サイト(https://min-fx.jp/lineup/coin/)にある通り、2025年現在、「みんなのコイン」で取引できるのは以下の5銘柄のみです。
- BTC/JPY (ビットコイン)
- ETH/JPY (イーサリアム)
- XRP/JPY (エックスアールピー)
- BCH/JPY (ビットコインキャッシュ)
- LTC/JPY (ライトコイン)
これらは暗号資産の中でも時価総額が大きく、流動性も高い主要な銘柄です。 しかし、一般的な暗号資産の現物取引所では、数十種類、多いところでは数百種類のいわゆる「アルトコイン」を取り扱っています。
「草コイン」と呼ばれるようなマイナーなアルトコインに投資して、一攫千金を狙いたい、というスタイルの投資家にとって、「みんなのコイン」のラインナップは物足りないと感じるでしょう。
これは、「みんなのコイン」があくまで「金融商品」として、流動性と信頼性の高い主要銘柄に絞ってサービスを提供していることの裏返しでもあります。
リスク管理の要: 「ロスカット」ルールを徹底理解
最後に、レバレッジ取引を行う上で絶対に理解しなければならない「ロスカット」ルールについて解説します。これはデメリットではなく、あなたの資産を守るためのセーフティネットです。
ロスカットとは?
トレーダーの損失が一定水準以上に拡大し、預けた証拠金を上回る損失(=追証)が発生するのを防ぐため、保有しているポジションを強制的に決済する仕組みです。
「みんなのコイン」では、このロスカットが発動する水準が非常に明確に定められています。
- ロスカット発動条件: 証拠金維持率が 100%未満 になった時点
証拠金維持率とは?
あなたの口座の「体力ゲージ」のようなものです。 計算式は以下の通りです。
証拠金維持率(%) = 純資産 ÷ 必要証拠金 × 100
- 純資産: 口座残高(預けた日本円) + ポジションの評価損益
- 必要証拠金: ポジションを保有するために最低限必要な金額(取引額の50%)
具体例でシミュレーション
- コイン口座に50万円を入金。(純資産 = 50万円)
- BTC/JPYが1,000万円の時に、レバレッジ2倍で0.1BTCの「買い」ポジションを持った。
- 取引額: 1,000万円 × 0.1BTC = 100万円
- 必要証拠金: 100万円 ÷ 2(レバレッジ) = 50万円
- この時点での証拠金維持率: 50万円(純資産) ÷ 50万円(必要証拠金) × 100 = 100%
- …お気づきでしょうか? この取引は、口座の資金ギリギリ(実効レバレッジ2倍)でポジションを持っています。 証拠金維持率はピッタリ100%です。
- もし、スプレッド(売値と買値の差)の分だけ価格が不利に動いた瞬間、あなたの純資産は50万円をわずかに下回り(例: 49万9,900円)、評価損が発生します。
- その瞬間、証拠金維持率は100%未満となります(例: 499,900円 ÷ 500,000円 × 100 = 99.98%)。
- 即座にロスカットが執行され、ポジションは強制決済されます。
これが「みんなのコイン」のロスカットルールです。 発動ラインが100%ということは、「含み損が、必要証拠金以外の余剰資金(余力)を食いつぶした瞬間」に執行されることを意味します。
ロスカットを回避する方法
- 口座に追加入金する: 純資産が増え、証拠金維持率が回復します。
- ポジションの一部を決済する: 必要証拠金が減り、証拠金維持率が回復します。
- 【最重要】実効レバレッジを低くする: そもそも口座資金ギリギリの取引をしないこと。例えば50万円の口座でも、持つポジションを0.05BTC(必要証拠金25万円)に抑えれば、維持率は200%からスタートとなり、ロスカットまでに大きな余裕が生まれます。
「みんなのコイン」では、FXでありがちな「追証(おいしょう)」、つまり口座残高以上の損失が発生し、追加の入金を請求される制度はありません。 ロスカットは、あなたの損失を預けた証拠金の範囲内に収めるための(※相場急変時を除く)、最後の砦なのです。
第4章 「みんなのコイン」はどんな人に最適か?(まとめ)
さて、ここまでメリットとデメリット、リスク管理について詳細に解説してきました。 2万文字の旅も終盤です。
これらの情報を踏まえ、「みんなのコイン」はどのようなトレーダーに最適解となり、逆どのような人には向いていないのかを、明確に結論づけます。
「みんなのコイン」を強く推奨する人
-
1. 暗号資産のハッキングリスクを「絶対」に避けたい人
理由: サービス設計(CFD)そのものにより、ハッキングによる暗号資産の盗難・流出リスクが「ゼロ」だからです。セキュリティを最優先事項と考えるすべての人に推奨できます。 -
2. 預けた日本円の安全性(信託保全)を重視する人
理由: 資産は全額「SBIクリアリング信託」に信託保全されます。万が一の(あってはならないですが)運営会社の破綻リスクからも資産が守られます。 -
3. FX取引の経験があり、そのノウハウを活かしたい人
理由: 取引ツール(チャート、注文方法)、スプレッドの概念、レバレッジ取引、ロスカットルール、そのすべてがFXとほぼ同じ感覚で設計されています。FXでテクニカル分析を学んだ人なら、即戦力として暗号資産市場に参入できます。 -
4. 下落相場でも利益を追求したい「トレーダー」
理由: 「売り(ショート)」からエントリーできるCFDの特性は、24時間365日、上昇・下落を問わず利益のチャンスを生み出します。相場を「読む」ことに長けたトレーダーにとって最高の環境です。 -
5. レバレッジを効かせた短期~中期のトレードをしたい人
理由: 最大2倍のレバレッジは、資金効率を高めます。ただし、建玉管理料(0.04%/日)の存在を考えると、数日~数週間で手仕舞いするスイングトレードや、デイトレードが主戦場となります。 -
6. 信頼できる「日本の金融機関」で取引したい人
理由: 東証スタンダード市場上場グループ企業が運営し、日本の金融庁の規制下にある安心感は、海外の取引所や新興の取引所にはない大きな強みです。充実した日本語サポート(電話・LINE)も魅力です。
「みんなのコイン」をおすすめしない人
-
1. 暗号資産の「現物」を長期保有(ガチホ)したい人
理由: 毎日発生する「建玉管理料(0.04%/日)」が、長期保有するほどコストとして重くのしかかります。数年単位の長期保有(HODL)が目的なら、現物取引所を選ぶべきです。 -
2. 暗号資産を「使いたい」人(NFT購入、DeFiなど)
理由: 「みんなのコイン」はCFDであり、暗号資産の現物を所有しません。したがって、コインを他のウォレットに送金したり、NFTマーケットプレイスで決済に使ったりすることは一切できません。 -
3. マイナーな「アルトコイン(草コイン)」で一攫千金を狙いたい人
理由: 取り扱いは主要5銘柄のみです。爆発的な値上がりを期待して時価総額の低いコインに投資したい場合、他の現物取引所を探す必要があります。 -
4. 納税(確定申告)の手間を最小限にしたい高所得者
理由: 利益は「総合課税」対象です。給与所得などが非常に高い人は、FX(申告分離課税・一律約20%)と比べて税率が高くなる可能性があります。この点を理解した上で利用する必要があります。
第5章 5分で完了!「みんなのコイン」口座開設から取引までの完全ガイド
「みんなのコイン」が自分に合っていると感じた方へ。 取引を始めるまでのステップは非常に簡単で、スマートフォンさえあれば最短即日で完了します。
ここでは、口座開設から実際の取引開始までの流れを、ステップバイステップで解説します。
Step 1: 口座開設の申込み
まずは「みんなのコイン(みんなのFX)」の公式サイトへアクセスします。
「口座開設」ボタンをクリックし、申込みフォームに進みます。
事前に準備するもの
以下の2点があるとスムーズです。
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- マイナンバー確認書類(マイナンバーカード、通知カード、マイナンバー記載の住民票)
※「スマホで本人認証」を利用する場合、「マイナンバーカード」または「運転免許証 + 通知カード」の組み合わせが最もスピーディです。
申込みフォームでは、各種規約への同意、お客様情報(氏名、住所、生年月日、連絡先など)、そして投資経験や資産状況に関する質問に回答していきます。 すべて正直に、間違いのないよう入力してください。
Step 2: 本人確認書類の提出(「スマホで本人認証」が最速)
お客様情報の入力が終わると、本人確認書類の提出方法を選択します。
ここで「スマホで本人認証」を選択することを強く推奨します。 郵送やアップロードを選ぶと、審査や書類のやり取りに数日~1週間かかってしまいます。
「スマホで本人認証」の手順
- 画面の指示に従い、スマートフォンでQRコードを読み取るか、送られてきたメールのURLを開きます。
- 使用する本人確認書類を選択します(例: マイナンバーカード)。
- スマートフォンのカメラが起動します。
- 本人確認書類(マイナンバーカードなど)の「オモテ」「ウラ」「厚み」を撮影します。
- 続いて、ご自身の顔写真(正面、首振りなど)を撮影します。
これで書類の提出は完了です。非常に簡単です。
Step 3: 審査と口座開設完了の通知
トレイダーズ証券側で、提出された情報と書類に基づき審査が行われます。 「スマホで本人認証」を利用した場合、最短で当日中(※)に審査が完了します。 (※申込みの混雑状況や時間帯によります)
審査に通過すると、「口座開設完了のお知らせ」がメール(または郵送)で届きます。 このメールに、取引システムにログインするための「ログインID」と「パスワード」が記載されています。
Step 4: ログインと二段階認証の設定
受け取ったIDとパスワードで、さっそく「みんなのコイン」のマイページにログインしてみましょう。
ログイン後、最初に行うべきはセキュリティの強化です。 公式サイトでも推奨されている通り、「二段階認証」を必ず設定してください。
これは、ID/パスワードに加えて、スマートフォンアプリ(Google Authenticatorなど)に表示される「ワンタイムパスワード」を入力することで、不正ログインを防止する仕組みです。 メリット1で解説した「暗号資産の流出リスクゼロ」はシステム(CFD)上の話であり、「あなたのアカウントが乗っ取られるリスク」は別問題です。 二段階認証は、そのアカウント乗っ取りを防ぐための強力な盾となります。
Step 5: 取引口座への入金(ダイレクト入金がおすすめ)
取引を始めるには、証拠金となる日本円を入金する必要があります。 マイページから「入金」を選択します。
方法は2つあります。
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ダイレクト入金(推奨)
- 約380行の金融機関(都市銀行、ゆうちょ、ネット銀行、地方銀行)に対応しています。
- 手数料無料で、即時に口座へ入金額が反映されます。
- 最低5,000円から利用可能です。
- (※振込元の金融機関でインターネットバンキングの契約が必要です)
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振込入金
- 指定された振込先口座(お客様専用)へ、ATMや銀行窓口から振り込む方法です。
- 振込手数料はお客様負担となります。
- 口座への反映も、ダイレクト入金より時間がかかります。
特別な理由がない限り、手数料無料で即時反映される「ダイレクト入金」一択でしょう。
Step 6: 「コイントレーダー」で取引開始!
入金が口座に反映されたら、いよいよ取引開始です。 マイページから「コイントレーダー」(Web版)を起動するか、スマホに「コイントレーダー アプリ版」をダウンロードしてログインします。
取引の簡単な流れ
- 取引したい銘柄(例: BTC/JPY)を選択します。
- チャート(値動きのグラフ)を見て、今後の価格を予測します。「上がる」と思えば「買い」、「下がる」と思えば「売り」です。
- 注文画面で「数量」(例: 0.01BTC)を入力します。
- 「ストリーミング(成行)」または「指値」で注文を発注します。
- 注文が約定(やくじょう)すると、「建玉(たてぎょく)」(=ポジション)を保有した状態になります。
- 予測通りに価格が動いて利益が出たら、保有している建玉を選んで「決済注文」を出し、利益を確定します。
おめでとうございます! これであなたも暗号資産トレーダーの仲間入りです。 まずは少額(BTCなら最小 0.001単位)から、ツールの使い方や値動きの感覚に慣れることから始めてみてください。
「セキュリティ」と「トレード」を極めるなら、答えは「みんなのコイン」
長い解説にお付き合いいただき、ありがとうございました。
この記事では、トレイダーズ証券が提供する「みんなのコイン」について、公式サイトの情報を基に、その仕組み、メリット、デメリット、そしてリスク管理まで、深掘りしてきました。
最後に、本記事の結論を繰り返します。
「みんなのコイン」は、暗号資産の「現物保有」を目的としたサービスではありません。 それは、FXのプロフェッショナルが、そのノウハウと技術のすべてを注ぎ込んで作り上げた、「暗号資産をトレード(取引)するための金融商品」です。
最大の強みは、CFD(差金決済取引)という仕組みそのものがもたらす「ハッキングによる暗号資産流出リスク・ゼロ」という絶対的なセキュリティにあります。 そして、その強固な土台の上で、預託金の全額信託保全、レバレッジ取引、「売り」からのエントリー、高性能な取引ツール、充実したサポート体制といった、トレーダーが求める機能がすべて提供されています。
もちろん、建玉管理料(0.04%/日)や総合課税といった、短期~中期トレードに特化したがゆえの「クセ」もあります。 しかし、その特性を正しく理解し、自分のトレードスタイルと合致すると判断した方にとって、これほど信頼性が高く、かつ高機能な取引環境は他にありません。
「仮想通貨取引は、ハッキングが怖い」
「でも、ボラティリティの高い暗号資産市場で利益を追求したい」
「みんなのコイン」は、その矛盾した二つの願いを、最も高いレベルで両立させる、唯一無二のソリューションです。 あなたのトレーダーとして、あるいは投資家としての新たな一歩を、最も安全な場所から踏み出してみてはいかがでしょうか。
免責事項: 本記事は公式サイトの情報を基に作成されていますが、投資は自己責任です。取引を開始する前には、必ず公式サイトの最新情報、契約締結前交付書面、およびリスクに関する説明を熟読し、ご自身の判断で決定してください。