【2025年最新】ビットコインの買い方完全ガイド!初心者でも失敗しない始め方解説します。

「ビットコインってよく聞くけど、どうやって買うの?」

「仮想通貨(暗号資産)投資に興味があるけど、何だか難しそうで怖い…」
そんな風に思っていませんか?

いつもの導入方法!?

しーー!!
かつては一部の専門家や投資家のものだったビットコインも、今ではスマートフォン一つで誰でも簡単に購入できる時代になりました。しかし、いざ始めようとすると、専門用語の多さや価格変動の激しさから、一歩を踏み出すのに勇気がいるかもしれません。
この記事では、そんなビットコイン投資の初心者が抱える不安や疑問をすべて解消し、今日からでも安心してビットコインを始められるように、全ステップを詳しく、丁寧に解説していきたいと思います。
この記事を読み終える頃には、あなたは以下の状態になっているはずです。
- ビットコインの基本的な仕組みを理解できる
- 自分に合った仮想通貨取引所の選び方がわかる
- 口座開設からビットコイン購入までの具体的な手順をマスターできる
- 投資で失敗しないための重要な注意点やリスク管理の方法が身についている
- ビットコイン購入後の運用戦略や税金についての知識も得られる
少し長いと思いますがが、図解をイメージした解説やQ&Aを交えながら、仮想通貨に全く触れたことがない方でも挫折しないよう、一つひとつ順を追って説明していきます。未来の資産を築くための第一歩を、この記事と一緒に踏み出しましょう!
第1章:【超入門】そもそもビットコインとは?
まずはビットコインが一体何なのか、基本的な知識からおさらいしましょう。専門用語も出てきますが、ここでは「なんとなくこういうものなんだ」とイメージを掴むだけで十分です。
ビットコインの正体:世界初のデジタル通貨
ビットコインとは、一言で言うと「インターネット上で使える、世界共通のデジタル通貨」です。
円やドルのように国が発行・管理する「法定通貨」とは異なり、特定の国や中央銀行のような管理者が存在しません。では、誰が管理しているのでしょうか?
その答えが「ブロックチェーン」という技術です。
ブロックチェーンとは? 取引の記録を「ブロック」という単位でまとめ、それを鎖(チェーン)のように繋げていくことで、データを管理する技術です。この記録は世界中のコンピューターに分散して保存されるため、データの改ざんが極めて困難という特徴があります。この仕組みによって、中央管理者がいなくても、ビットコインの信頼性や安全性が保たれているのです。
この革新的な技術により、ビットコインは国家の枠を超え、個人間で直接、安価でスピーディーな価値のやり取りを可能にしました。
ビットコインで何ができるの?
ビットコインには主に3つの使い道があります。
- 決済手段として ビックカメラやコジマなどの一部の家電量販店や、オンラインショップ、飲食店などで、商品やサービスの支払いに利用できます。まだ対応店舗は多くありませんが、今後さらに増えていく可能性があります。
- 個人間の送金 海外にいる友人や家族に送金する場合、通常は銀行を介すため高い手数料と時間がかかります。しかし、ビットコインを使えば、銀行を介さずに直接、安価な手数料で、素早く送金することが可能です。
- 価値の保存・投資対象として 現在、ビットコインの最も主要な使われ方はこれです。発行上限枚数が2,100万枚と決まっており、金(ゴールド)のように希少性があること、一番初めの仮想通貨であることから「デジタル・ゴールド」とも呼ばれています。インフレ(法定通貨の価値が下がること)へのヘッジや、将来的な価格上昇を期待して、多くの人や企業が資産としてビットコインを保有しています。
ビットコインの価格はなぜ変動する?
ビットコインの価格は、株や為替と同じように「需要と供給」のバランスによって決まります。
- 買いたい人(需要)が多ければ価格は上がる
- 売りたい人(供給)が多ければ価格は下がる
非常にシンプルな仕組みです。では、どのような要因で需要と供給は変化するのでしょうか?
- 世界経済や金融市場の動向:金融不安が起こると、法定通貨への信頼が揺らぎ、代替資産としてビットコインに資金が流れることがあります。
- 法規制や政府の発表:各国政府の仮想通貨に対する規制強化や、逆にポジティブな政策の発表は、価格に大きな影響を与えます。
- 大手企業の参入:有名企業がビットコインを決済手段として導入したり、資産として大量に購入したりすると、信頼性が高まり価格が上昇する傾向があります。
- 著名人の発言:影響力のある起業家や投資家の発言一つで、価格が大きく変動することもあります。
- 技術的なアップデート:ビットコインの機能向上に関するニュースも、期待感から価格に影響を与えます。
このように、様々な要因が複雑に絡み合って価格が形成されるため、短期的な価格を予測することはプロでも非常に困難です。
第2章:ビットコイン購入までの5つのステップ
ビットコインがどのようなものか、イメージが掴めたでしょうか?ここからは、いよいよ実践編です。実際にビットコインを購入するまでの全手順を、5つのステップに分けて具体的に解説していきます。
【ビットコイン購入までの全体像】
- STEP1:仮想通貨取引所を選ぶ
- STEP2:口座を開設する
- STEP3:日本円を入金する
- STEP4:ビットコインを購入する
- STEP5:購入したビットコインを確認・保管する
この5ステップを踏めば、誰でも簡単にビットコインを手に入れることができます。一つずつ、丁寧に進めていきましょう。
STEP1:仮想通貨取引所を選ぶ
ビットコインを購入するためには、まず「仮想通貨取引所」で口座を開設する必要があります。
仮想通貨取引所とは、ビットコインなどの仮想通貨と、日本円などの法定通貨を交換してくれるサービスのことです。証券会社の仮想通貨版だと考えると分かりやすいでしょう。
この取引所選びが、ビットコイン投資の第一歩にして最も重要なポイントです。なぜなら、どの取引所を選ぶかによって、手数料、使いやすさ、セキュリティの安全性などが大きく変わってくるからです。
取引所選びで失敗しないための5つのチェックポイント
数ある取引所の中から、自分に合った場所を選ぶために、以下の5つのポイントを比較検討しましょう。
- 金融庁の認可を受けているか(安全性) これが最も重要です。日本で仮想通貨交換業を営むには、金融庁・財務局への登録が法律で義務付けられています。無登録の海外業者などを利用すると、トラブルに巻き込まれたり、資産が保護されなかったりするリスクがあります。必ず金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」に掲載されている業者を選びましょう。
- セキュリティ対策は万全か 過去には取引所へのハッキングによる仮想通貨の流出事件も発生しています。大切な資産を守るため、取引所のセキュリティ体制は厳しくチェックしましょう。
- コールドウォレットでの資産管理:顧客の資産をオフラインで管理する方法。ハッキングリスクが低い。
- 二段階認証:ID/パスワードに加えて、認証アプリなどによる確認を求める仕組み。不正ログインを防ぐ。
- マルチシグ:送金の際に複数の秘密鍵を必要とする仕組み。内部犯行や鍵の紛失に強い。
- 手数料は安いか 取引には様々な手数料がかかります。特に、取引を頻繁に行う場合は、手数料の差が利益に大きく影響します。
- 取引手数料:ビットコインを売買する際にかかる手数料。
- 入出金手数料:日本円や仮想通貨を入金・出金(送金)する際にかかる手数料。
- スプレッド:購入価格と売却価格の差額。実質的な手数料で、特に「販売所」形式で重要になる。(詳しくは後述)
- アプリやサイトは使いやすいか 特に初心者の方は、直感的に操作できるかどうかが重要です。スマートフォンのアプリが用意されており、チャートが見やすく、注文操作が簡単な取引所を選びましょう。多くの取引所は口座開設が無料なので、いくつか登録してみて、実際に使い心地を試してみるのもおすすめです。
- 取り扱い銘柄は豊富か 最初はビットコインだけでも十分ですが、慣れてくるとイーサリアム(ETH)やリップル(XRP)など、他の仮想通貨(アルトコイン)にも投資したくなるかもしれません。将来性を見据えて、取り扱い銘柄が豊富な取引所を選んでおくと、後々取引所を追加する手間が省けます。
【2025年版】初心者におすすめ!国内大手取引所3社を徹底比較
上記のポイントを踏まえて、特に初心者におすすめできる国内大手の仮想通貨取引所を3社ご紹介します。いずれも金融庁の認可を受けており、多くのユーザーに利用されている人気の取引所です。
| 取引所名 | Coincheck(コインチェック) | bitFlyer(ビットフライヤー) | GMOコイン |
|---|---|---|---|
| アプリの使いやすさ | ◎ 非常に良い シンプルで直感的な操作性。DL数No.1の実績。 | 〇 良い 初心者から上級者まで対応できる多機能性。 | 〇 良い 高機能だが、初心者にはやや複雑に感じる部分も。 |
| 取り扱い銘柄数 |
34種類 国内最大級。様々なアルトコインに投資したい人向け。 |
38種類 主要な銘柄は一通り揃っている。 |
21種類 人気の銘柄から玄人好みの銘柄まで幅広い。 |
| 各種手数料 | △ やや高め 販売所のスプレッドが広め。送金手数料がかかる。 | △ やや高め 販売所のスプレッドが広め。送金手数料がかかる。 | ◎ 非常に安い 入出金・送金手数料が無料。取引所形式の手数料も安い。 |
| 最低取引金額 | 500円〜 | 1円〜 | 0.0001 BTC〜(数十円程度) |
| セキュリティ | ◎ 非常に高い マネックスグループ傘下で信頼性が高い。5年間ハッキング被害なし。 | ◎ 非常に高い 業界最長の7年以上ハッキング被害なし。強固なセキュリティ体制。 | ◎ 非常に高い GMOインターネットグループ。高度なセキュリティを誇る。 |
| こんな人におすすめ | とにかく簡単に始めたい初心者 アプリの使いやすさを最重視する人。 | バランスを重視する人 セキュリティと実績を重視し、安心して始めたい人。 | 手数料を徹底的に抑えたい人 ある程度ITリテラシーがあり、コストを最優先する人。 |
【結論】初心者はどの取引所を選ぶべき?
- 一番のおすすめは「Coincheck(コインチェック)」 何よりもアプリのダウンロード数がNo.1である点が、使いやすさと支持の高さを物語っています。難しい操作は一切なく、直感的な操作で簡単にビットコインを購入できるため、最初の口座開設には最適です。
- セキュリティと実績で選ぶなら「bitFlyer(ビットフライヤー)」 業界最長のハッキング被害ゼロという実績は、絶大な安心感に繋がります。ビットコインの取引量も国内トップクラスで、安定した取引環境を求める方におすすめです。
- コストを最優先するなら「GMOコイン」 各種手数料が無料なのは大きな魅力です。操作に慣れが必要な部分もありますが、少しでもコストを抑えて取引したいという明確な目的があるなら、GMOコインが最良の選択肢となるでしょう。
迷ったら、まずはCoincheckで口座を開設し、仮想通貨取引の感覚を掴むのが王道の始め方です。口座開設は無料なので、慣れてきたら他の取引所も開設して、用途によって使い分けるのが賢い方法です。

STEP2:口座を開設する
利用する取引所を決めたら、次に口座を開設します。手続きはすべてオンラインで完結し、早ければ10分程度で申し込みが完了します。
ここでは、初心者人気No.1の「Coincheck」を例に、口座開設の手順を解説します。他の取引所でも基本的な流れは同じです。
口座開設に必要なもの
申し込みをスムーズに進めるために、あらかじめ以下の3点を準備しておきましょう。
- メールアドレス:キャリアメール(docomoなど)よりも、Gmailなどのフリーメールが推奨されます。
- スマートフォン:本人確認(e-KYC)や二段階認証の設定で使用します。
- 本人確認書類:以下のいずれか1点が必要です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 在留カード
- 運転経歴証明書
口座開設の4つの手順
手順1:アカウント登録
- Coincheckの公式サイトにアクセスし、「会員登録」ボタンをクリックします。
- メールアドレスとパスワードを入力し、「私はロボットではありません」にチェックを入れて登録ボタンを押します。
- 登録したメールアドレスに確認メールが届くので、本文中のURLをクリックしてアカウントを有効化します。
手順2:重要事項の確認と同意
- URLをクリックすると、Coincheckのサイトに移動します。
- 各種重要事項が表示されるので、内容をすべて確認し、問題がなければ同意のチェックボックスにチェックを入れて次に進みます。
手順3:電話番号認証(SMS認証)
- スマートフォンの電話番号を入力し、「SMSを送信する」ボタンを押します。
- スマホに6桁の認証コードが記載されたSMS(ショートメッセージ)が届きます。
- その認証コードをCoincheckの画面に入力し、「認証する」ボタンを押します。
手順4:本人確認(かんたん本人確認) ここが口座開設の最後のステップです。Coincheckが提供する「かんたん本人確認」を利用すれば、オンライン上でスピーディーに本人確認が完了します。
- Coincheckのアプリをスマートフォンにダウンロードします。
- アプリを開き、登録したメールアドレスとパスワードでログインします。
- 画面の指示に従い、「本人確認」に進みます。
- 氏名、住所、生年月日などの基本情報を入力します。
- 次に、準備した本人確認書類の撮影を行います。
- 表面、裏面、厚みの3方向から撮影します。
- 最後に、自分の顔(正面)と、首を振っている様子の動画を撮影します。
- すべての撮影が終わったら、データを提出します。
これで申し込み手続きは完了です!
Coincheck側で審査が行われ、早ければ1〜2時間程度、通常は1営業日ほどで審査完了のメールが届きます。 メールが届けば、口座開設は完了です。
STEP3:日本円を入金する
口座が無事に開設されたら、次はいよいよビットコインを購入するための軍資金、日本円を入金します。入金方法は取引所によって異なりますが、主に以下の3つの方法があります。
主な入金方法とそれぞれの特徴
| 入金方法 | 銀行振込 | クイック入金(インターネットバンキング) | コンビニ入金 |
|---|---|---|---|
| メリット | ・振込手数料が無料の場合がある ・ほぼすべての取引所で対応 | ・24時間365日、即時反映される ・手続きが簡単 | ・銀行口座がなくても入金できる ・24時間対応 |
| デメリット | ・銀行の営業時間外だと反映が翌営業日になる ・振込手数料がかかる場合がある | ・手数料が比較的高め ・対応している金融機関が限られる ・入金後7日間、資産の移動が制限される場合がある | ・手数料が比較的高め ・入金できる上限額が低い |
| 手数料の目安 | 無料〜数百円(利用する銀行による) | 330円〜1,000円程度 | 330円〜1,000円程度 |
【結論】おすすめの入金方法は?
- 最もおすすめなのは「銀行振込」です。 特に、自分が利用している銀行の振込手数料が無料であれば、コストをかけずに入金できます。ただし、反映に時間がかかる場合があるため、すぐに取引を始めたい場合は注意が必要です。
- 今すぐ取引したいなら「クイック入金」 手数料はかかりますが、即時反映されるのが最大のメリットです。「価格が急落した今が買い時だ!」といったチャンスを逃したくない場合に有効です。
Coincheckでの入金手順(銀行振込の場合)
- Coincheckのアプリまたはサイトにログインします。
- メニューから「ウォレット」→「日本円の入金」を選択します。
- 入金方法の中から「銀行振込」を選択します。
- 振込先となる「GMOあおぞらネット銀行」または「楽天銀行」の口座情報(支店名、口座種別、口座番号)が表示されます。
- 表示された口座情報宛に、自分の銀行口座から振込手続きを行います。
【重要】振込時の注意点
- 必ず登録した本人名義の口座から振り込んでください。 家族名義など、本人以外の口座からの振込はできません。
- 振込人名義が異なると、入金が反映されなかったり、組戻し手続きに手数料や時間がかかったりする場合があります。
振込手続きが完了し、Coincheck側で確認が取れると、アカウントに日本円が反映されます。通常、銀行の営業時間内であれば数分〜1時間程度で反映されます。
STEP4:ビットコインを購入する
日本円の入金が完了したら、いよいよビットコインを購入します! 仮想通貨の購入には、大きく分けて「販売所」と「取引所」という2つの方法があります。この違いを理解することが、コストを抑えて賢く取引するための鍵となります。
「販売所」と「取引所」の違いを理解しよう
| 販売所 | 取引所 | |
|---|---|---|
| 取引相手 | 仮想通貨取引所 | 他のユーザー |
| 仕組み | 取引所が提示する価格で売買する | ユーザー同士が希望する価格で売買する(板取引) |
| メリット | ・操作が非常に簡単で、すぐに購入できる ・初心者でも迷わない | ・手数料が安い(スプレッドが狭い) ・指値注文など、細かい価格設定ができる |
| デメリット | ・スプレッド(売値と買値の差)が広く、実質的なコストが高い | ・操作がやや複雑で、慣れが必要 ・希望価格で売買が成立しない場合がある |
| イメージ | 外貨両替所 | 株式市場 |
最重要ポイント「スプレッド」とは? スプレッドとは、購入価格と売却価格の差額のことです。 例えば、販売所でビットコインの価格が以下のように表示されていたとします。
- 購入価格:705万円
- 売却価格:695万円
この差額の「10万円」がスプレッドです。 この瞬間にビットコインを買ってすぐに売ると、10万円の損失が出てしまう計算になります。このスプレッドが、販売所運営会社の利益(実質的な手数料)となります。
一方、「取引所」形式では、ユーザー同士が直接売買するため、このスプレッドが非常に狭く、コストを安く抑えることができます。
初心者はどちらで買うべき?
- 最初の購入は「販売所」がおすすめ 取引所形式は操作が複雑で、特に初心者は注文ミスをしてしまう可能性があります。まずは「販売所」で少額のビットコインを購入し、取引の感覚を掴むのが良いでしょう。Coincheckのアプリは販売所形式の取引に特化しており、非常に簡単に購入できます。
- 慣れてきたら「取引所」にチャレンジ 取引に慣れて、少しでもコストを抑えたい、まとまった金額を取引したいと思うようになったら、「取引所」形式の利用に切り替えるのが賢い方法です。bitFlyerやGMOコインは、取引所形式の機能も充実しています。

ビットコインの金額が大きくて二の足を踏んでしまう方は次にイーサリアム、その次にリップルを買ってもいいかもしれません。この3つの仮想通貨は知名度が抜群で人気が高い銘柄になり、破綻リスクが少ないからです。
Coincheck(販売所)でのビットコイン購入手順
- Coincheckのアプリを開き、下部メニューの「販売所」をタップします。
- 通貨のリストから「ビットコイン(BTC)」を選択します。
- チャート画面が表示されるので、「購入」ボタンをタップします。
- 購入したい金額を日本円で入力します。(例:500円)
- 入力した金額分のビットコイン数量が自動で表示されます。
- 内容を確認し、「日本円でビットコインを購入」ボタンをタップすれば、購入完了です!
操作はたったこれだけです。非常に簡単なので、初めての方でも迷うことはないでしょう。
bitFlyer(取引所)でのビットコイン購入手順(参考)
取引所形式の購入方法も見てみましょう。ここではbitFlyerを例に説明します。
- bitFlyerのアプリを開き、「取引所」を選択します。
- 画面中央に「板(いた)」が表示されます。板には、他のユーザーの「売りたい価格(売気配)」と「買いたい価格(買気配)」が一覧で並んでいます。
- 画面右下の丸いアイコンをタップし、注文画面を開きます。
- 注文方法(成行、指値など)を選択します。
- 成行(なりゆき)注文:価格を指定せず、その時の最も安い売り注文から購入する方法。すぐに売買が成立しやすい。
- 指値(さしね)注文:購入したい価格を指定する方法。その価格になるまで売買は成立しない。
- 購入したい数量(BTC)を入力します。
- 「買い」ボタンをタップし、注文内容を確認して確定します。
指値注文の場合、指定した価格で売りたい人が現れるまで注文は成立しません。成立すると、アカウントにビットコインが反映されます。
基本的にはどの企業も同じような操作方法、画面をしています。ですので、一つの企業で買い方をマスターしたならば他の企業でも同じように変えると思います。
STEP5:購入したビットコインを確認・保管する
ビットコインの購入が完了したら、最後に自分の資産がきちんと反映されているかを確認しましょう。
アプリでの資産確認方法
Coincheckのアプリの場合、下部メニューの「ウォレット」をタップすると、保有している仮想通貨の一覧と、それぞれの現在の価値(日本円換算)が表示されます。ここに購入したビットコイン(BTC)が表示されていればOKです。
ビットコインの保管方法とウォレットの重要性
購入したビットコインは、取引所の口座内(ウォレット)で保管されます。これを「取引所ウォレット(ホットウォレット)」と呼びます。
- ホットウォレット:常にインターネットに接続されているウォレット。取引や送金がすぐにできて便利だが、ハッキングのリスクが常にある。
- コールドウォレット:インターネットから完全に切り離されたウォレット。セキュリティは非常に高いが、利便性は低い。
【保管方法の使い分け】
- 少額・短期取引の場合:利便性が高いため、取引所ウォレットに置いたままで問題ありません。日本の認可取引所は顧客資産の大部分をコールドウォレットで管理しているため、セキュリティは高いレベルで保たれています。
- 多額・長期保有の場合:セキュリティを最優先するなら、個人で管理する「ハードウェアウォレット」の利用を検討しましょう。これはUSBメモリのような形状の専用デバイスで、ビットコインをオフラインで保管できます。
初心者のうちは、まず取引所ウォレットで管理し、資産が大きくなってきたらハードウェアウォレットの導入を考えると良いでしょう。
第3章:【最重要】ビットコイン投資で失敗しないための7つの鉄則
ビットコインは、大きな利益が期待できる一方で、価格変動が激しく、様々なリスクも伴います。大切な資産を失わないために、投資を始める前に必ず以下の7つの鉄則を心に刻んでください。
鉄則1:必ず「余剰資金」で投資する
これは投資の基本中の基本です。生活費や将来使う予定のあるお金(学費、住宅資金など)を投資に回すのは絶対にやめましょう。
ビットコインなどの仮想通貨の価格は、1日で20%以上も変動することが多々あります。最悪の場合、価値がゼロになる可能性もゼロではありません。「なくなっても生活に支障が出ないお金(余剰資金)」の範囲で投資を行うことを徹底してください。
鉄則2:まずは「少額」から始める
いきなり大金を投じるのは非常に危険です。まずは500円や1,000円といった、失っても精神的なダメージが少ない金額から始めてみましょう。
少額でも実際にビットコインを保有してみることで、価格の動きや取引の感覚を肌で感じることができます。この経験が、将来的に大きな金額を扱う上での貴重な学びとなります。
鉄則3:「一括投資」ではなく「時間分散」を意識する
「一気に投資した方が儲かるのでは?」と思うかもしれませんが、高値で買ってしまう「高値掴み」のリスクがあります。 そこでおすすめなのが「ドルコスト平均法」による積立投資です。
ドルコスト平均法とは? 価格が変動する商品を、毎回「一定額」で、定期的に買い続ける投資手法です。
- 価格が高い時は、少ししか買えない
- 価格が安い時は、たくさん買える
これを続けることで、平均購入単価を平準化させる効果が期待でき、高値掴みのリスクを抑えることができます。
多くの取引所では、毎月1万円からなど、自動で積立投資ができるサービスを提供しています。感情に左右されず、コツコツと資産を積み上げたい初心者の方には最適な方法です。
鉄則4:セキュリティ対策は「自分ごと」として徹底する
取引所のセキュリティが強固でも、個人のアカウント管理が甘ければ意味がありません。自分の資産は自分で守る意識を持ち、以下の対策は必ず行いましょう。
- パスワードは複雑で、使い回さない:英数字・記号を組み合わせた、推測されにくいパスワードを設定し、他のサービスとの使い回しは絶対に避けてください。
- 二段階認証は必ず設定する:「Google Authenticator」などの認証アプリを使った二段階認証を設定しましょう。ログイン時や送金時に、パスワードに加えて認証コードが必要になるため、不正ログインのリスクを劇的に下げることができます。
- フィッシング詐欺に注意する:取引所を装った偽のメールやSMSで、偽サイトに誘導し、IDやパスワードを盗み取る手口です。公式サイトは必ずブックマークからアクセスし、安易にメールのリンクをクリックしないようにしましょう。
鉄則5:税金の仕組みを理解しておく
ビットコインなどの仮想通貨取引で得た利益は、「雑所得」として課税対象になります。
- 利益が出たら確定申告が必要:給与所得者の場合、仮想通貨による所得(利益)が年間20万円を超えると、原則として確定申告が必要です。
- 税率は累進課税:利益が大きくなるほど税率も高くなります(最大で住民税と合わせて55%)。
- 損失は繰越控除できない:株やFXとは異なり、その年に出た損失を翌年以降の利益と相殺することはできません。
税金の計算は非常に複雑です。年間の取引履歴は必ず保管しておき、利益が大きくなった場合は、税理士などの専門家に相談することをおすすめします。
鉄則6:SNSやネットの情報を鵜呑みにしない
Twitter(X)などのSNSでは、「この通貨は絶対に上がる!」といった煽り文句や、根拠のない情報が溢れています。インフルエンサーの発言で価格が動くこともありますが、それらの情報を鵜呑みにすると、大きな損失に繋がる可能性があります。
情報収集は、取引所の公式サイト、信頼できるニュースサイト、プロジェクトの公式発表など、一次情報に近いものから行うように心がけましょう。仮想通貨はまだインサイダー取引の法整備が追い付いてませんので、最近ですとトランプ大統領の一言で価格が乱高下しており、トランプの側近が大儲けしているとのうわさもあります。それほど、仮想通貨はまだ危うい存在です。
鉄則7:価格変動に一喜一憂しない
ビットコインの価格は、短期間で激しく上下します。価格が上がって喜んだり、下がって不安になったりするのは自然なことですが、その都度感情的に売買を繰り返していると、手数料がかさみ、結果的に資産を減らしてしまう「狼狽売り(ろうばいうり)」に繋がりかねません。
「長期的な視点で資産を育てる」という意識を持ち、短期的な価格の動きに振り回されないメンタルを保つことが、投資で成功するための重要な要素です。
第4章:ビットコイン購入後の運用戦略
ビットコインを購入した後、それをどのように運用していくか、いくつかの戦略があります。自分の投資スタイルや目標に合わせて、最適な方法を選びましょう。
長期保有(ガチホ)
「ガチホ」とは、「ガチでホールド(保有)する」の略で、一度購入したビットコインを、数年単位の長期間、売らずに保有し続ける戦略です。
短期的な価格変動は気にせず、ビットコインの技術や将来性を信じ、将来的な大きな価値の上昇を狙います。頻繁に売買しないため、手数料もかからず、常にチャートを気にする必要もないため、本業が忙しい方や初心者には最もおすすめの戦略です。
積立投資
第3章でも触れましたが、毎月一定額をコツコツと買い増していく戦略です。ドルコスト平均法の効果により、リスクを分散しながら安定的に資産を形成していくことを目指します。
相場を読む必要がなく、感情に左右されずに投資を続けられるため、こちらも初心者向けの戦略と言えます。CoincheckやbitFlyerなどが提供する自動積立サービスを利用すると便利です。
短期トレード
数分〜数日の短い期間で売買を繰り返し、小さな利益を積み重ねていく戦略です。
- デイトレード:1日のうちに売買を完結させる。
- スイングトレード:数日〜数週間の期間で売買する。
大きな利益を狙える可能性がありますが、常にチャート分析や情報収集が必要で、高度な知識と経験が求められます。価格変動も激しいため、精神的な負担も大きく、初心者がいきなり手を出すのはおすすめできません。
レンディング(貸仮想通貨)
保有しているビットコインを仮想通貨取引所に貸し出し、その対価として利息(利用料)を受け取る仕組みです。銀行の預金のようなものと考えると分かりやすいでしょう。
売買せずに資産を増やせるのが魅力で、年利1%〜5%程度の利回りが見込めます。ただし、貸出期間中はビットコインを動かす(売却・送金する)ことができない、取引所の倒産リスクがあるなどのデメリットも存在します。
第5章:ビットコインの買い方に関するQ&A
最後に、ビットコインの購入に関して、初心者の方が抱きがちな質問とその回答をまとめました。

Q1. ビットコインは最低いくらから買えますか?

A1. 取引所によって異なりますが、多くの取引所で500円や1,000円といった少額から購入可能です。bitFlyerなどでは1円から購入することもできます。

Q2. 未成年でも口座開設できますか?

A2. いいえ、国内のほとんどの取引所では、未成年(18歳未満)の口座開設はできません。 申し込みは成人してから行う必要があります。

Q3. 手数料は結局どれくらいかかるの?

A3. 一番意識すべきは、販売所を利用する際の「スプレッド」です。これは常に変動しますが、概ね2%〜5%程度かかることが多いです。その他、日本円の入出金手数料(0円〜数百円)、ビットコインの送金手数料(変動制)などがあります。GMOコインのように、これらの手数料がほとんど無料の取引所もあります。

Q4. スマートフォンだけで取引できますか?

A4. はい、スマホだけで口座開設から入金、売買、資産管理まですべて完結できます。 各社が提供しているアプリは非常に高機能で使いやすいため、パソコンを持っていない方でも問題なく始められます。

Q5. ビットコインの価格が暴落したらどうすればいいですか?

A5. まずは慌てて売らないことです。これを「狼狽売り」と言い、底値で売ってしまい損失を確定させる、最もやってはいけない行動の一つです。 暴落の理由を調べ、それが一時的なものなのか、長期的な下落トレンドの始まりなのかを見極める必要があります。余剰資金で長期的な視点で投資していれば、冷静に対応できるはずです。むしろ、安く買い増すチャンス(押し目買い)と捉えることもできます。

Q6. 取引所がハッキングされたり、倒産したら資産はどうなりますか?

A6. 日本の認可取引所は、法律に基づき、会社の資産と顧客から預かっている資産(仮想通貨・日本円)を分けて管理(分別管理)することが義務付けられています。そのため、万が一取引所が倒産しても、預けた資産は原則として返還されます。 また、ハッキング対策として、顧客資産の大部分をオフラインのコールドウォレットで管理しているため、リスクは最小限に抑えられています。しかし、リスクがゼロではないことは理解しておく必要があります。

Q7. 結局、一番おすすめの取引所はどこですか?

A7. 投資の目的やスタイルによって最適な取引所は異なりますが、総合的に見て、最初の口座は「Coincheck(コインチェック)」が最もおすすめです。圧倒的なアプリの使いやすさで、つまずくことなくビットコイン投資をスタートできるでしょう。 慣れてきたら、手数料の安い「GMOコイン」や、取引所形式に強い「bitFlyer」など、複数の口座を使い分けるのが理想的です。
さあ、未来の資産形成へ第一歩を踏み出そう
この記事では、ビットコインの基本的な仕組みから、取引所の選び方、具体的な購入手順、そして投資で失敗しないための鉄則まで、網羅的に解説してきました。
最後に、ビットコイン購入までの流れをもう一度おさらいしましょう。
- 取引所を選ぶ:初心者はアプリが使いやすい「Coincheck」がおすすめ。
- 口座を開設する:スマホと本人確認書類があれば10分で申し込み完了。
- 日本円を入金する:手数料の安い銀行振込が基本。
- ビットコインを購入する:まずは「販売所」で500円から買ってみる。
- 資産を確認する:ウォレットで保有状況を確認。
ビットコインは価格変動が大きく、リスクのある資産です。しかし、そのリスクを正しく理解し、「余剰資金で・少額から・長期的な視点で」という基本を守れば、決して怖いものではありません。むしろ、これからの時代を生き抜く上で、新しいテクノロジーや資産の形に触れておくことは、非常に価値のある経験となるはずです。
この記事が、あなたの新しい挑戦への一助となれば幸いです。さあ、未来の資産を築くための第一歩を、今日ここから踏み出してみましょう!


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